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主食精米

主食精米

その「いっぱい」の笑顔のために

 

生産者の方々が一生懸命に生産した玄米は、農産物検査を受け、受入検査をクリアしたもののみが倉庫で保管されます。その後、弊社所有東北地区トップクラスの大型精米工場の最新式低温低圧精米機によって、お米にやさしくヌカ層のみを取り除き、色彩選別機をはじめとする様々な異物除去システム工程をクリアした、安全・安心・高品質な製品のみが袋詰めされ製品になり出荷されていきます。

弊社では無洗米加工装置も所有しており、とぎ汁を出さないことにより環境にやさしく、とぎ方の個人差からくる炊き上がりの影響を受けにくいため、誰が炊いても一定に炊き上がる無洗米のご提供も可能です。

丹精込めて作ったお米も、お米に負荷をかけず穀温上昇を最低限に抑える精米を行わないと食味を落としかねません。また、稲刈りのときにガラス、石やプラスチックの異物や、異種穀粒や着色粒が混入してしまうのもお米です。我々は安全安心を担保するため、全ての異物に対する除去工程を徹底して配備し行っております。

 

お客様の様々なニーズにお応えし、愛され信頼される製品づくりを、責任を持って行っております。

主食精米工場 主要設備

精米機…5t/hタイプ×3台、3t/hタイプ×2台 ※理論上最大日産180t (サタケ製)
色彩選別機…各ライン6tタイプ×2台 工場合計13台所有(安西製作所製)
無洗米設備…NTWP(ネオ・テイスティ・ホワイト・プロセス)(サタケ製)
 

精米HACCP認定工場

精米HACCP認定工場

弊社では、より良い製品づくりと品質管理への取り組みとして、2021年5月末に精米HACCP認定を取得いたしました。
HACCP手法を精米の製造工程に採り入れ、すべての工程を管理、監視し、安全な精米の製品化を実現しております。
 

精米工場の製品はなにが違う?

コイン精米との違い

精米の品質を安定させるためには、ある程度の精米ロット(1回あたりの精米数量)が必要となります。
研削精米機と呼ばれるコイン精米機で使用されているタイプの精米方式だけで精米を行うと、米の表面は目では見えない傷だらけになってしまいます。
精米機の中を1回だけ通る方式の精米方式は、米に強い負荷を与えないと表面の糠を削ることができず、
お米にダメージを与えてしまうことに加え、強い圧力でお米が高い熱を帯びた状態になり、割れの発生や、熱の影響でお米の水分が気化することにより食味の劣化が発生します。また、充分に表面の糠が充分に除去されないために酸化が早まり、風味が悪くなってしまいます。
これは30㎏1袋などの少量で精米を行うとより顕著に表れます。
 
≪研削方式≫お米の表面を砥石のようなヤスリで削る精米方法
≪摩擦方式≫お米同士の表面をこすり合わせる摩擦で表面を削る精米方法

大型精米工場用の最新精米機

弊社のような大型精米工場で所有する複数段式の精米機は、

≪1段目(研削)≫ 研削でお米の表面に少しだけ傷を付けて糠をはがしやすくする
≪2段目(摩擦)≫ お米同士の摩擦によってお米に負荷をかけずに表面をなめらかにやさしく均一に白く仕上げる
≪3段目(摩擦)≫ 表面に残る糠を綺麗に除去し磨き上げる

という3段階の工程で精米を行うことが可能になっています。
 
それにより、精米品質はムラなく安定し、糠の付着が少なく、白くつややかな仕上がりになります。
お米の品種によって、糠のはがれやすさや削りにくさに違いがあります。
品種の特徴や、精米時の気温・湿度、さらには玄米の温度や水分値も測定し、
熟練の精米担当者が、そのときそのお米に一番最適な精米方法で機械を操作して精米を行います。

精米工場の製造工程

弊社の精米製品は左の図の製造工程を通って製品化されています。
弊社のような大型精米工場では、ご飯の安全・安心のため様々な異物除去機器を導入しています。

粗選機

ワラなどの粗ごみを除去

石抜機

稲刈り時に混入してしまう石や粗ごみを除去

色彩選別機

田んぼで虫害に遭い黒くなってしまった着色米、
稲刈り時に玄米に混入してしまうガラス片やプラスチック片、
米以外の穀物の種や草の実を除去

ロータリーシフター

砕米と呼ばれる精米時に割れてしまったお米や、米粒より大きい大きい異物などの精米したお米以外の大きさのものをふるい分けを行う

金属検出器・マグネット

いくつも配置された強力マグネットや金属探知機によって、鉄粉や稲刈り時に混入したネジ・釘などの鉄製の異物を除去。

無洗米加工機

当社の無洗米は、(株)サタケ製のNTWP(ネオ テイスティ ホワイト プロセス)方式を使用しております。
製造工程で排水がなく、また熱付着材は天然のタピオカデンプンを使用しており、環境に配慮した加工装置です。

無洗米加工について

通常の精米機で表皮および粗ぬかを取り除きます。
米にごくわずかな水を加えて、米の微粉ぬか層をやわらかくします。
熱付着材(タピオカ等)を入れてかき混ぜることにより、ぬかが熱付着剤に吸着します。そのようにして、うまみを残したまま軟らかくなった微粉ぬか層だけを取り除きます。
最後に、米と熱付着材を分離します。熱付着材は、リサイクルシステムにより再度利用されます。

精米製品について

上記の幾多の厳しい異物除去工程をクリアした精米製品のみがパッキングされ、弊社より出荷されております。
おいしさや安全に影響を及ぼすものすべてが除去され、みなさまのご家庭での食卓やお取引いただいている飲食店様や業者様などで提供するご飯の安全・安心につながっています。
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